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縦走は南から北へ

2021/11/25

山登りの作法は人によってさまざまなものがあるのでしょうが、私は稜線を縦走するときに、南から北へ、或いは東から西へ縦走できるようにルートを定めることがほとんどです。縦走中、ずっと太陽を背にして、順光の景色を見ながら歩き続けることができるからです。

これまで南から北へ進んだ縦走路は、八ヶ岳の権現岳から麦草峠、北陸の三ノ峰から白山、中央アルプスの空木岳から木曽駒ケ岳、南アルプスの農鳥岳から北岳など。中部山岳の山脈は偶然にも南北に連なっていることが多いようです。一方、東西の縦走は日本アルプスから少し離れたところの方が都合がよく、思い出に残っているのは四国山地の剣山から三嶺の縦走です。景色がいい稜線はどこまでも歩いていけるような気持ちになります。

働いていると泊りがけの縦走に行くチャンスはなかなかありませんが、息が詰まると登山地図を見て縦走の空想にふけります。山梨県内にも南北、東西の縦走路がまだまだ残っているので飽きません。雁坂嶺から金峰山の間は近いうちに歩いておきたいものです。