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サイトを開設するに当たり…「えらいこと始めちゃったな~」

2021/03/31

 2021(令和3)年4月1日、山梨の空の様子を伝える気象専門サイトを立ち上げた。声高に「山梨の気象のことならお任せ」と構えるつもりはない。天気を身近に感じ、季節の移り変わりを愛でる。そんな毎日の手助けになればと思っている。

 ケーブルテレビ局の強みを生かし、空のライブ映像を24時間流すのが特徴だ。5カ所のカメラで北西から西、南東、東南東の山沿いの空が見られる。晴れた日は青空がきれいだが、曇った日は白っぽい映像に、雨の日は雨粒が付くことも。意外と夜景がきれいだ。ありのまま光景が画面に広がる。

 そこに映る空の様子が、どんな天気図の中で、どんな雲の動きの中でできているのか。その時の気温は、風は、降水量は、湿度は、日照時間はどんなか。それらを「現在の天気」コーナーにまとめた。気になる明日からの天気。その情報は「これからの天気」コーナーにまとめた。台風や大雨、大雪など災害が心配される荒れた天気の時は「臨時気象情報」を立ち上げ、最新情報を迅速に発信する予定だ。お役立ち情報として、気象庁サイトの該当ページへの直接リンクを中心に天気、防災、専門気象、温暖化のカテゴリーでリンク集を充実させた。サイト全体を、シンプルにひと目で分かりやすく、と心がけた。

 山梨初の予報業務許可事業者として、山梨を中心とした天気概況を、独自の分析に基づいて解説していく(平日11時と17時半ごろの2回更新)。空の美しい写真、珍しい写真、季節の移ろいを感じる写真を集めた盆地の空図鑑も少しずつだが数を増やしていく。当コラムも不定期だが随時更新していくつもり……だ。

 地震と違い、気象災害は備える時間がある。しかし、「いざ!」という時に、日ごろ行っていないことをやれと言われても、そう簡単ではない。「いざ!」と言うときに役立つことは日常の延長上にあると思う。常日頃から天気に親しみ、季節を愛で、気象情報になじんでおく。それが自分でできる防災、減災に通じる道だと思う。かと言って重たく考える必要はない。日常の中で天気を楽しむ。それがコツと言える。そんなことに役立つサイト、「普段着の防災」につながれば幸いだ。

 とはいえ、日々サイトを運営するのは並大抵ではない。「始めた以上はしっかりお伝えすべきをお伝えしなければ」。そう言い聞かせる内なる声の内側にもう一つの小さな声が。「えらいこと始めちゃったな~、大変だな~」。そう言えばきょうはエイプリルフール。24時を過ぎる前なら「冗談でした!」で許される…?いやいや頑張っていかねば。天気を楽しむため。季節を愛でるため。災害に備えるため。どうぞよろしくお願いします。